日本人や日本って何だろう?

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  • 昨今、遺伝子の解析が進み、縄文人は現代日本人の直接の祖先であることがわかってきている。私たちが教わってきた、「弥生人」なるものはいなかったのだ。
    縄文人と弥生人の間には断絶があるかのように記述している教科書や日教組・文科省の指導、大学やマスコミに巣くう左翼・グローバリストたちの歴史認識は大きく変える必要がある。彼らの認識はいわゆる自虐史観に過ぎない。もともと米国の対日戦争プロパガンダであった自虐史観から脱し、日本という、自分たち固有の文化を立ち位置にして発信しないと、世界に通用する知識人・グローバリストにはなれないだろう。
  • 旧石器時代以前から日本には人が住み着いていたが、やがて世界最古の土器文化である縄文文化を生み出した。民族と共に神話があり、歴史と文化が今も息づいている国、それが日本であり、日本の文明だ。720年前後に成立した日本書紀や古事記は、共に日本の正式な歴史書と位置づけられてきた。万葉集もそうだが、これらの歴史書は、現代人でも原文を読め、かなりの程度理解できる。恐らく、日本語・大和言葉は、縄文時代からずっと使われて来たのではなかろうか。歴史と文化と民族に、今に至る連続性を持つのが日本だ。
    縄文時代から自然信仰を持ち続け、やがて神社という形を導入し、個人宗教である仏教やその他の東洋思想を取り込み、これらが文明の骨格を為している日本。争わない民族性の上に、和の精神や公(おおやけ)を優先する社会規範、高い芸術性、自由、平等、豊かさを実現している。独自性の点で、日本の文明は世界的にも希有の存在と言えるだろう。
  • 日本は他国に類を見ない共存共栄の価値観を持つ国で、例えば、江戸時代の商人道に「三方良し」があるが、伊勢神道の流れを汲むその価値観は日本文明の基層になっており、そこに欧米流の独占的な支配・搾取の構図はない。欧米は他民族を支配する文化で、植民地主義によってアジアの弾圧と搾取を行っていたが、日本は違う。「三方良し」が日本の社会規範であって、搾取には無縁な文化なのだ。戦前の東アジアで、例えば満州国が、日本の援助政策によって、急速に経済発展を遂げていたことでもそれが分かる。
    欧米文化に属する国際金融資本や左翼グローバリストたちのやっていることは、結局、支配層による独占的支配であり、他を隷属させる事である。同様に、お隣のチャイナで「労働者独裁」をうたう共産党は、どこから見ても特権階級であり、労働者ではない。チャイナ共産党は強権的に民衆を支配しており、国民は自由でも平等でもない。カネや権力を持つものは何をしても良いという、反社会性が見え隠れしている。
    日本に独裁はない。国民は自由であり、平等である。八百万の神々がいる自然信仰の国、それが日本なのだ。天皇も独裁者ではない。
  • 氷河期の終了と共に大陸から離れた日本列島にあって、日本はホモサピエンスの楽園として栄え、7300年前(縄文中期)のアカホヤの大噴火などで絶滅の危機に瀕しながらも、長い歴史を生き抜いてきた。
    チャイナには、「東海中に神仙の国がある」という古伝承がある。神仙の国とは、神のような超能力者がいる国という意味ではなく、皆が平等で自由に平和に暮らし、そして長寿で豊かである、桃仙郷のような国があるという意味なのだ。

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